「野菜」とは、食用となる草本植物の総称である。そして、食べる部位により根菜類、葉茎菜類、果菜類、花菜類、香辛野菜、果実的野菜に分けられる。野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含む。よく食べる野菜には、ニンジン、玉葱、トマト、じゃがいも、キャベツなどがある。
野菜はビタミン、ミネラルの供給源である。品種改良され集中的に生産される場合は、人工肥料と農薬、特に殺虫剤の使用が必要となる。通常市販されている野菜には農薬が残留している。特にネオニコチノイド系農薬は野菜内部に浸透するため調理過程で排除できない。ゆえに安全性を求めるなら無農薬野菜以外に選択肢はない。次善の策がJAS認定野菜である。無農薬野菜の通販サイトは多く存在する。ただし、産地から集荷した野菜を向けて再発送するために、本体以外の手数料が加わり、価格が高い。JAS認定野菜はスーパーに並ぶようになってきた。中部圏ではイオンや静鉄ストアなどで入手できる。ただしこれは無農薬ではなく、31種類の農薬の使用が認められている。この31種類の農薬は化学農薬ではないが、公表されていないため、その実体が不明であり、安心するわけにはいかない。
比較的低価格で、無農薬野菜が入手できるのは「生活クラブ」である。ただ、無農薬野菜は扱う野菜の一部であり、時々欠品することがある。また、会員制であるためハードルが高いかも。 無農薬野菜は家庭菜園での自家生産が出来れば、それが最良の方法である。住居の近くに土地があれば取り組む価値がある。また、実家の農地などが遠隔地にあるような場合でも粗放栽培が可能な作物を選べば成功する可能性はある。
よく食べる野菜は、根菜類には人参、大根、じゃがいも、里芋、さつま芋、牛蒡、蓮根、葉茎菜類は小松菜、ほうれん草、キャベツ、白菜、ねぎ、ブロッコリー、果菜類はトマト、茄子、胡瓜、ピーマン、枝豆、南瓜、香辛野菜は生姜、山葵、茗荷、果実的野菜は苺、西瓜などがある。
